ありのまま、なるがまま

不自由ごっごをやめて ”私″から自由になろう!

時間から自由になる

 人生には「今」しかありません。

 過去や未来は、頭の中にある時間で、

 実際に生きられるのは「今」だけです。

 

 頭の中にある想念が変われば、

 過去の後悔や、未来の不安は一変します。

 

 あなたが「今」味わっていることは、

 過去の想念の結果であると同時に、未来を生み出す原因なんです。 

 大切なのは「今」だけですよ。

 

そういったメッセージを、これまで何回書いてきたことか・・・

伝えたいことは変わりませんが、

「今」に対するとらえ方が変わったので、今日はそれを書きます。

 

大切なのは「今」だけ……この場合の「今」は、

過去から未来に流れている時間の中にある「今」です。

本当はそうではなく、

 

 元来、時間というものは存在しなくて、

 「時を超えた『永遠のいま』があるだけ」なのです。

 

ウッソー! と思いますか?

 

「時を超えた」とは、時が止まっているのではなく、

「過去から未来に向かって流れている時は、最初からない」ということ。 

時間というものは、もともと人間が生み出した “観念” なんです。

 

かつて、統治する立場の人が、

集団生活を円滑に運ぶために暦というものを作って、

「我々共通の時間が、過去から未来に向かって流れている」

ということにしたんですね。

 

それが功を奏し、時間の観念が集合意識にしっかり刻まれると、

ただの決め事、「一つの方向に時間が流れている」という設定が、

揺るがしがたい真実に変わってしまったんです。

 

人間は、時間を絶対的なものとして、

頭も、心も、すべてを時間に捧げて生きるようになり、

ありもしない過去や未来にも悩まされるようになりました。

 

現代人は、分刻みのスケジュールを自慢し、忙しいことをよしとして、

(「忙」という字は「心を亡くす」と書きますが…)

それで心を病んでしまった仲間がこんなに増えても、

まだ生き方を変えようとしません。 

 

 もしも「もともと時間は存在しない」ということに気づいたならば・・・

と思わずにはいられません。

 

 

あなたは、ふと時間の感覚を忘れていたことはありませんか?

 

それって、時を超えて『永遠のいま』にいた瞬間なんです。

個を超えて、意識が拡大していた証なんですね。

だから、とても心地がよかったでしょう?

 

そこで「時間は存在しない、時間はただの観念だ」と気づけば、

きちんと社会生活は送るけれど、

人と約束した時間は守るけれど、

時間に自分を支配されることはなくなるでしょう。

 

イノチを『永遠のいま』に預けて生きられるようになりますよ。

『永遠のいま』は、「いまここ」「ソレ」と同義です。

 

私は、時間は観念と見抜いて以来、

「時間がない」「時間が足りない」「時間は限られている」

「もう間に合わない…」と息苦しくなるほど焦って生きていた自分から、

自由になりました。

 

あー、らくちん!

これでいいのだ~~~!!