自分を一切責めないと、どうなる?
「~しなければいけないのに、できない」とか、
「~したほうがいいとわかっているけど、気が乗らない」とか…
そんな自分を見るにつけ、
「私ってダメだなぁ」と責めてしまうこと、ありませんか?
もしかすると日に何回もあるかもしれませんね。
じつは私もそうなんです。
これ、幼いときに刷り込まれた思考回路の余韻ですワ。(ーー;)
今は、そのことに気づくや否や、
「やりたくないという本音にしたがった私はエライ!」
と、逆にほめるようにしています。へへへ
するとたちまち、
顔はほころび、心は穏やかになります。(^^♪
みなさん自分に、ほんと厳しすぎると思います。
「自分に甘くしてはいけない」
「このままじゃ幸せになれない」って。
私もそう思って生きてきたひとりですが、
実際は正反対だとわかったんです。
「自分の本音を受け入れなかったら、絶対幸せにはなれません!」
「ありのままの自分が今感じられる幸せこそが大事!」
もう断言しちゃう。(笑)
それはつまり、
どのくらい〝自己受容〟できるかということだから。
私たちは、優秀な誰かになるために生まれたのではありません。
ありのままの自分を生きるために生まれたのに、
それを教えてもらえるどころか、
優秀な人材になれと刷り込まれて、
それが幸せになる道だと誘導されてきたんですね。
私はあるときから、徹底的に自分に甘く、優しくすることにしました。
気持ちが沈むと「わかった、もういいよ」って。
ダメ出ししないで、
ジャッジしないで、
そのままで許されることの喜びを、自分で自分に与えたんです。
そうしたら何が起こったと思いますか?
ストレスが激減して、ご機嫌になりました。
さらに、他の人にも同じように
優しい気持ちを抱けるようになりました。
その結果、
家族関係をはじめ、人間関係がずっと円滑になったんです。
他人に厳しい人や、すぐ他人を非難したがる人は、
普段、自分に対してとても厳しくしているのでしょう。
人は無意識に、自分にしていることを人にもする習性があるから。
『一切唯心造』(いっさいゆいしんぞう)という禅語があります。
全てのことがらはその人の心が造り出す、という意味です。
幸せな人生も、不幸せな人生も、
自分を好きになることも、嫌いになることも、
すべては自分次第。
やりたくないことをやらないことも、
いやいやするのも、楽しめる工夫をするのも、
本人の自由なのです。
自分にダメだしするパワーを、正反対のことに使いませんか?
どんな自分を見つけても、
ありのままを受容して、
今体験していることを、それが苦痛でも歓喜でも、
一切合切、エンジョイするパワーに使いましょう!