里帰りは、毎度ビッグ・チャンス!
ご無沙汰で~す!
またまた名古屋へ行っておりました。
3月1日に90歳になった父が、
名古屋でがんばってひとり暮らしを続行中なので、
ちょくちょく顔を出して、身の回りの世話を焼いています。
人間は気力で生きる!ということをまざまざと見せてくれる
すごい父です。
でも、頑固です。(>_<)
うるさいことを言われるのは、うっとうしい。
それは百も承知なんですが、あれこれ注意しないわけにもいかず、
シカトされ・・・嫌がられ・・・
悲しい思いをし・・・途方に暮れる・・・
もうね、
たっぷり、ヤキモキ・イライラして帰ってきました。(苦笑)
沖縄で、部屋から海を眺めて、ほ~とため息。
ぽち、ぽち、振り返るうち……癒されて……
そっかーと、大事なことに気づきました。
①「父とともに過ごした」
それだけのことなのに、自我はいらないものをくっつけるんです。
②「父は頑固だ」
これはデータ、単なる分析なので、まぁここまでは問題なし。
③「だから私は困る。やりにくい。イライラさせられる」
この感情、これがいらないものなんですね。
それをきっかけに、愚痴と被害妄想のストーリーをくり出すから。
ここで言うストーリーとは、
苦痛と心配がぎっしり詰まった〝不快な想像〟のこと。
これを悶々と続けていると、とどのつまりは、
「もういや!」「なんで私ばっかり…」ということになりかねません。
あなたも、身に覚えがありませんか?
上の「父」というところに、
あなたに「イヤな思いをさせた人」を当てはめてみて。
②は、その人のデータ。
③は、あなたの感情。
家族はもちろん、職場の人や友だちなど、
この先も付き合っていく人に、不快な感情を持ちたくないのは当然ですよね。
なのに、
私たちは無意識でいると、
ついダラダラ回想して、不快な想像を続けてしまうものなんです。
かといって、これ以上私たちの貴重な時間を、
気が重くなるだけで、なんの発展性もない不快な想像に奪わせてはいけませーん!
これを回避する、とっておきの方法を見つけました。
気づけばいい。
気づくだけでいい。(*^^)v
「おー、あぶない、あぶない。ダラダラ回想して、不快な想像を続けてた」って。
ハタと気づくと、不思議、不思議、
その瞬間に、心に渦巻いていたイヤな感情から解放されます。
今度、悶々としてきたら、イライラしてきたら、
ぜひ、気づいて~~!!
「ダラダラ回想して、不快な想像を続けてたな」ってことに。
気づけば、その人はその人をしているだけだとわかるから、
あとは「もう考えるの、やーめた!」で終われます。
不快な想像を続けるのは、〝自我〟のなせるわざ。
かたや、
その自我に気づくことは、〝本来の自分〟に帰ることです。
だから、心が軽くなって、
今にいられるようになるから、ホッとするんですね。
自我はいつも、
問題をほじくり出して、「この不安をどうする?」とあおりますが、
本来の自分は、あるがまま。
白も黒もグレーも、「これでいいのだ!」とまるっと受けとめます。
あのバカボンのパパのように。
だって、この世にあるものは、
もともと、ぜーんぶファジーで完璧なんですから。
あーぁ、気づいてよかったぁ。
気づいた私も、フェイドアウト。。。やれやれ(笑)