最初からマルだった!
目覚めるとは、
「もともとそうだったんだ!」という気づきです。
気づくだけ、特別な人になるわけではありません。
もともとそうだったこととは、
ひとつは、ありのままの自分でいい。
もうひとつは、どこへも向かわなくていい。
私はいくつになっても、
気が利かないし、ドジだし、気が小さいし、自己チュウだし、
にもかかわらず・・・
「ありのままの自分でいい、なんの問題もない!」
ということが、ズドーンと腑に落ちたんです。
それは、なんという安堵…よかったぁ… (*´з`)
以来、
自分や人にムカついて、不快な感情におそわれても、
前みたいにあわてなくなりました。
不快な感情は風みたいなもの。
だれのせいでもなく、ただ生まれて、
ス~ッと自分を通過していくことがわかったから。
相手は風ですよ。
なんとかできるはずもない。
「なんにもしない!」に限ります。
でもね、前は真逆のことをしていました。
観念という箱に、感情という風を押し込んで、
どこからきた? だれのせいだ? と問い詰めては、
「このままではいけない!」とイライラしていたんですね。
これはまさに、一人二役の〝ザ・ひとり芝居〟(>_<)
苦しみは、ひとり芝居の産物なんです。
ありのままの自分を受け入れてからは、
ひとり芝居どころか、ひとり反省会もしなくなりました。
「えー、反省もしないのぉ?」と思いますか?
ごめんなさい…は言いますよ。
心を込めて。
で、おしまい。
すぐ今に戻って、
ありのままの自分を愛することに、心を砕きます。
もうひとつの「どこへも向かわなくていい」は、
優れた人物になろうとしなくていい、ということ。
ゴールを設定して、
今の状態ではダメ!
これじゃ、人から評価されない!
もっとがんばらなくちゃいけない!
と自分に鞭打っていると、どんどん苦しくなります。
「どこへも向かわなくていい」という気づきは、
今は、鞭に耐えて走る時間じゃなくて、
今がすでにゴールなんだよ。
ということを教えてくれました。
なりたい自分になるために、今があるのではなく、
どこまでいっても今しかないと腹をくくって、
今あるすべてを楽しんでいると、なりたい自分になっていくんです。
それからやっと、今にくつろげるようになりました。
そしたらなんと、人生から深刻さが消えて、
「お気楽」になり、「ご機嫌さん」になり・・・
自分は最初から救われていた。
もともとそうだったんだ、と合点がいって、
めちゃくちゃ安心したんです。
もちろんあなたも、まったく、そのままで、マルです!!