つかの間の人生
ところで、「雪の結晶」って見たことあります?
それはそれは神秘的で、はかなく美しいものです。
基本は六角形なんですが、二つとして同じ形はないんですって。
(出典:ウィキペディア)
それを知ったとき、
「なんだか人間と似てるな…」と思いました。
しかも、人ひとりの一生は、
大宇宙から見たら、
ひとひらの雪が舞い落ちるくらいのわずかな時間。
そんなことを思いながら、
舞い落ちる雪を眺めるのが好きなんです。
「あの雪、私」とか言って・・・
雪が降っている風景を眺めるとき、
普通は、雪そのものに焦点を当てないんでしょうが、
あえて、上空のひとひらの雪をマークして、
それがどこかにたどり着くまで、目で追いかけるんです。
それを何度もくり返していると、
頭が空白になってきて…
まるで、自分が何度も何度も生まれ変わって、
雪になって舞っているかのような気分になるから不思議…
(^▽^;)
地に降った雪も、再び蒸発してまた降ってきますもんネ。
ひとつひとつ形の違う、無数の雪の結晶は、
ひとりひとり個性の違う、地球人になった私たちみたい。
ひとひらの雪が舞い落ちるほんのわずかな時間を
私たちの人生に重ねてみると、
一直線に落ちていく雪もあれば、
風に乗って飛んでいったり、塀にぶつかったりする雪もある。
どこで消えるかは、関係ない。
違う長さの、違う道を、思いきり楽しむために舞っている…
そんなことをしみじみ感じて、
「なんたって短い人生だ、好きなように生きよう!」
と改めて思うわけです。
私同様、好きなように生きようとしているあなたに、
こんな言葉がありますよ。
「人生は、他人がどう思うかではない。自分がどう生きたかだ」
つかの間の人生、
他人がどう思うかを気にしているヒマはありません。
唯一の個性である自分を愛して、
まっ最中の人生をおもしろがって、悔いなく生きましょう!